皆さんこんにちは! 本日もOneの家スタッフブログをご覧いただき、ありがとうございます。 さて、本日も上田市T様のリノベーション工事の続きをご紹介いたします。 前回はT様の理想のお住まいを明確にして、イメージをすり合わせることができましたが、 実際の形にするとなりますと、お家の状況もしっかり考慮しなければなりません。 既存のお家は築50年以上ということでしたが、前々回のインスペクションを通して、お家の健康状態や変遷を知ることができました。
実は、既存のお家は西側だけ2階があるのですが、 2階に上がる階段がなく、開かずの間となっていました。 屋根を登り、2階の部屋を覗いてみると…
長い間、お部屋としては使われていない様子でした。 また屋根裏では、西側から東側にいくにつれて、躯体で使われている木材が新しくなり、
西側は天井に断熱材が入っていませんが、東側には入っていました。 その他の構造も見た上で導き出された結論は、 少なくとも2度は増改築しているお家であるということでした。 リノベーションで間取りなどのプランを考える際に気をつける1つの点は、お家の強度です。 耐震性をはじめとしたお家の強度を確保することも、永くお住まいいただくためには重要です。 生かせるところを見極めて、補強計画を立てながら、 その中で理想の間取りと空間をプランニングしていきます。
ちなみに、こちらの筋交いは部屋を区切ってしまっていましたが、 後付けされたものだと判り、お家の強度に影響していなかったため、 抜くことで、広いお部屋にすることができそうです! プランも広がりますね! では、本日はここまで! また次回のスタッフブログもお楽しみに♪